50万部の大ヒットとなった『「育ちがいい人」だけが知っていること』の第2弾、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』がついに発売! 内容は、第1弾を発売して以来、「じゃあ、こういうときはどうすればいいんですか?」と、多数お問い合わせをいただいた、さらに具体的なシーンでの対応。明確な決まりがないからこそ迷ってしまう日常の正しい所作&ふるまいに加え、気のきいた人なら当然のようにできているけれど、意外と教えてもらえない話し方や気遣いなど。第2弾でも「育ちがわかる」と言われてしまいそうなものばかり260項目を紹介しています。しかも、第1弾と同じ項目はないので、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』も必見ですね! 今回は、そのなかからレストランで有料のドリンクを頼まず「お水ください」がありか、なしかについてご紹介していきます。

「お水ください」はあり?

「お水でいいです」はあり?<br />育ちがいい人はどうするPhoto: Adobe Stock

誕生日祝いなどちょっと奮発したディナーで「お飲み物はいかがなさいますか?」と尋ねられたら、食前酒やワイン、ノンアルコールドリンクを頼むのが通常です。

格式あるレストランでは、お料理に見合った金額のお酒をオーダーするのが礼儀とされますから、たとえお酒が飲めなくても、飲み物を頼まないのはスマートではありません。もちろん、ガス入り、ガスなしなど好みのミネラルウォーターを頼んでもよいでしょう。

とはいえ、すべてのレストランで必ず飲み物を注文しないと格好がつかないわけではありません。カジュアルなお店での「お水で結構です」は問題なし。和食店で、お酒もソフトドリンク類もいただきたくない場合は、「温かいお茶をいただけますか」でも。

配慮が必要なのは、焼き鳥屋さんや居酒屋さんのように、お酒を飲むことが前提とされているお店の場合。お料理をおつまみに飲んでもらうことで経営が成り立つので、おつまみだけをいただくのはルール違反と捉えられます。お店によって適したオーダーを考えましょう。

シリーズ第2弾となる『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を260個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!