「自分軸」で生きることは、他人のためにもなる
―― 本当に好きなことに忠実になって、日々できることをする。「これをしているときの自分は本当に楽しい」という感覚を意識するようにすると、その人自身の「魂のレール」に乗ることができるということでしょうか。
yuji:もちろんそうですし、これからの時代はそれがほぼ必須になります。なぜかというと、そうすることによって社会全体から歪みや妬みが消えていくからです。
他人のことをすぐ妬んでしまう人は、僕の経験上では、自分が本当にしたいことをできていない人です。だから、ほかの人が自由に生きているのを見て、「○○さんは好きなことができていいわね」とか、「あの年齢であんなことをして恥ずかしくないのかしら」ということを思うんです。
でもそういう気持ちは、もし自分が本当にしたいことをやっていたら、出てこないはずです。
結局は自分を許してあげるということが、他人のためにもなります。
別の言い方をすれば、自分の周りの人にネガティブな影響をまき散らさない、ということになります。
「自分軸」で生きることができれば、社会の歪みを、あるいはそれに由来するような犯罪、争いをかなり減らしていくことができるんじゃないかと思います。
星読み係、ヒーラー。
香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず拠点を東京に移し、ヒーラーとして活動する決心をする。現在は各媒体での連載、講演など、幅広い分野で活躍中。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをSNSにて発信している。著書に『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』(講談社)、『星2.0』(光文社)、『yujiの星読み語り』『神さまと顧問契約を結ぶ方法』『神さま手帖』(すべてワニブックス)など。最新作は『風の時代の未来予測』(講談社)。 Photo by TAKURO WATABE