マツコ・デラックスさんを脳内にインストールする
「昨日の失敗、皆笑ってるだろうな。仕事行きたくないな……」
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「ちょっとアンタ。皆、そんな暇じゃないわよ! いちいちアンタの失敗なんて見てないし、話題にもしないわよ! 見られたと思ってるなんて、アンタ意外に自信家ね? そんだけ自信あるんだったら、見返してやりなさいよ!」
「悪口言われて辛いな……」
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「あのさぁ、悪口いちいち言うやつって大体自信ないやつなのよね。そんな自信のない人間になんか言われても大したことないからさ。言わせといたらいいんじゃない? 言われてアンタの財布からお金が減るわけじゃないでしょ? え? 悪口広まったらどうしよう? 人の悪口言って笑ってる人間と付き合う意味なんてないでしょ? 時間の無駄だし、そんなことでグダグダ悩むくらいなら、今日帰ったら部屋の掃除でもしたら?」
この勢いで掃除をしてしまいましょう。私のお勧めはトイレ掃除です。面積が小さいので時間もかかりませんし、キレイなトイレは普通に気持ちがよくなるもんです。
POINT:
「ポジティブな思考をする人ごっこ」をして、疑似的にポジティブ思考になる。
元内科の精神科専門医
中高生時代イジメにあうが親や学校からの理解はなく、行く場所の確保を模索するうちにスクールカウンセラーの存在を知り、カウンセラーの道を志し文系に進学する。しかし「カウンセラーで食っていけるのはごく一部」という現実を知り、一念発起し、医師を目指し理転後、都内某私立大学医学部に入学。奨学金を得ながら、勉学とバイトにいそしみやっとのことで卒業。医師国家試験に合格。当初、内科医を専攻したが、医師研修中に父親が亡くなる喪失体験もあり、さまざまなことに対して自信を失う。医師を続けることを諦めかけるが、先輩の精神科主治医と出会うことで、精神科医として「第二の医師人生」をスタート。精神科単科病院にてさまざまな分野の精神科領域の治療に従事。アルコール依存症などの依存症患者への治療を通じて「人間の欲望」について示唆を得る。現在は、双極性障害(躁うつ病)や統合失調症、パーソナリティ障害などの患者が多い急性期精神科病棟の勤務医。「よりわかりやすく、誤解のない精神科医療」の啓発を目標に、医療従事者、患者、企業対象の講演等を行う。個人クリニック開業に向け奮闘中。うつ病を経験し、ADHDの医師としてTwitter(@DrYumekuiBaku)でも人気急上昇中。Twitterフォロワー4.9万人。『発達障害、うつサバイバーのバク@精神科医が明かす生きづらいがラクになる ゆるメンタル練習帳』が初の著書。