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老いた親の延命治療をするか、しないか…。子ども世代は、「親は苦しむくらいならピンピンコロリと死にたいと願っている」と考えてしまうが、親たちの本音は、そうとも言えないようだ。筆者が実施した高齢者へのアンケートの驚きの答えとは?※本稿は、医師の岡山容子『毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。
70代、延命処置を
する?しない?
「縁起でもない」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、仮にあなた自身の延命治療について考えてみていただけますか。
今日あなたは、お昼ご飯を食べたあとまでは元気でいたのに、夕方に急にバタンと倒れ、発見されたときにはすでに呼吸がないという状態になったとします。想像してみてくださいね。いかがでしょうか。
30代、40代であれば、「手を尽くして治療してほしい」と答えるのではないでしょうか。また、この年齢であれば、呼吸が止まっていても、救急要請をするのが一般的です。まだまだ人生の残り時間が長いとみなされ、救命処置がなされます。
しかしながら今、あなたは70代だと仮定します。
そんなあなたが、発見されたときにすでに呼吸がなかったら、「救命処置を希望しますか?どうしますか?」と聞かれたとします。さて、あなたはどうしますか。
実は、私はこの質問を70人の人にしたことがあります。
以前に在籍していた病院を退職するにあたり、延命処置の希望を聞いて、申し送りをしておこうと思ったからです。







