ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)のルール策定で影響力のある米上院銀行委員会に所属する議員2人が仮想通貨を保有していることが明らかになった。パット・トゥーミー上院議員(共和、ペンシルベニア州)とシンシア・ルミス上院議員(共和、ワイオミング州)の両氏で、いずれも仮想通貨業界に対しては政府による寛容な対応を訴えてきた。ルミス氏はビットコインを約25万ドル(約2800万円)保有しており、米議員による投資額としては最大規模となっている。トゥーミー氏は仮想通貨関連の商品に投資しているが、ルミス氏と比べると規模は小さい。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した公開資料によると、こうした投資を行っている上院議員は両氏だけだ。