買うなら、D社
三角もち合い(ボックス相場)が続いている3社。いつになるかわかりませんが、トレンド相場に戻る可能性があります。その時、上へ行く可能性が高そうなのはD社です。(関連記事:「株で稼げる人と損が膨らむ人」の決定的差)
上辺の傾き(上値が切り下がる角度)と、下辺の傾き(下値が切り上がる角度)を比較してください。D社は上値が切り下がる角度より下値が切り上がる角度のほうが大きいので、今後株価が上放れする可能性があります。
一方、C社は、上値が切り下がる角度のほうがきついので、今後下放れする可能性があります。E社は、上値の切り下がる角度と下値が切り上がる角度が等しいので、今後どちらに動くかは推定できません。
(本稿は、『株トレ――世界一楽しい「一問一答」株の教科書』から抜粋・編集したものです。)