新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染件数が増加していることを受け、エコノミストらは2022年序盤の米国および世界経済の成長率見通しを下方修正している。米国経済について複数のエコノミストは、感染者急増の兆候により経済の一部で混乱が起きていることから見通しを引き下げた。クリスマスの時期には新型コロナ感染による人手不足もあり、航空各社は数千便を欠航した。一方、欧州では新年を祝うイベントが近づく中、新たな制限を設けるべきかについて首脳らが議論を交わしている。英国では入院者数に関するデータを踏まえた上で、規制強化を見送ったが、サジド・ジャビド保健相は大みそかのお祝いは屋外で行うことを推奨している。
オミクロン株、22年序盤の世界経済に影響大か
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