米疾病対策センター(CDC)は、全米で新型コロナウイルスの新規感染者が急増する中、オミクロン変異株は再感染する可能性があるが、その場合の症状は軽度にとどまることが多いとの研究結果を明らかにした。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がジョンズ・ホプキンス大学のデータを分析したところ、27日に報告された新型コロナ感染者数は51万2553人で、1日当たりの感染者数としては過去最多となったが、これはクリスマス休暇中に報告されなかった分が加わったためだった。7日間平均は23万7061人となり、1年前に記録した過去最高を1万5000人下回った。ただ27日の数字には、まだ報告を休止していたノースカロライナ、サウスカロライナ、ロードアイランドの各州のデータが含まれていない。年明けの週末は報告の休止が増えるため、感染の全体像は1月に入り報告が追いつくまではっきりしないとみられる。
オミクロン株、再感染の症状はしばしば軽度=CDC
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