米国の航空会社は29日も悪天候や新型コロナウイルス流行に伴う人員不足への対応に苦慮している。非常に強いジェット気流も運航に影響を与えている。   北西部や中西部での降雪の影響で空港が閉鎖されるなどし、5日連続で1000便余りの欠航が発生する恐れがある。  シアトルに本社を置くアラスカ・エア・グループは、年明けまで不要不急の旅行を延期するよう要請するという異例の措置を取った。航空機の除雪時間を確保するため、今後2日間で地元のハブ空港からの運航便の5分の1を欠航にした。