米国では28日、新型コロナウイルスの新規感染者数の7日間平均が26万5427人となり、パンデミック(世界的大流行)以降で最多となった。ジョンズ・ホプキンス大学のデータをウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が分析した。28日時点の新規感染者数の7日間平均は、これまで最多だった1月11日の記録を約1万3400人上回った。米国では今週、コロナ感染者が約60%増加。米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は29日にホワイトハウスで行われた記者会見で、オミクロン株の影響が主因だと述べた。CDCによると、29日時点で感染者の7日間平均は約24万人に達している。厚生省のデータによると、コロナへの感染が確認された、またはその疑いがある入院者数は引き続き増加しており、28日時点の7日間平均は約7万5000人となった。