【ワシントン】米連邦議会議事堂が襲撃された事件から6日で1年を迎えた。ジョー・バイデン米大統領はこの日、事件の全責任はドナルド・トランプ前大統領と支持者らにあるとし、2020年の大統領選の結果をねじ曲げようとしたトランプ氏の試みを非難した。  バイデン氏は議事堂内での演説で、トランプ氏には自身の「傷ついたエゴのほうがわれわれの民主主義や憲法よりも重要だ。彼は敗北を受け入れられない」と語り、前大統領を厳しく批判した。  また、トランプ氏は選挙で不正があったとする虚偽の主張をし、議会による選挙結果の認定を阻止しようとしたと指摘。