米マイクロソフトの拡張現実(AR)チームからここ1年で100人ほどの人材が流出し、その多くが米メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)に移籍した。元マイクロソフト社員の話や、ビジネス向け交流サイトのプロフィール情報で明らかになった。メタバース構築に必要なスキルを持つ人材の争奪戦が過熱している。  業界各社は、マイクロソフトのARヘッドセット「ホロレンズ」の開発経験者を引き抜こうとしており、時には2倍の年俸を提示することもあると元マイクロソフト社員は話す。同社のARチームには現在、約1500人が在籍しているという。