世界経済フォーラム(WEF)のボルゲ・ブレンデ総裁兼最高経営責任者(CEO)が辞意を表明した。性犯罪で起訴された故ジェフリー・エプスタイン元被告との過去の交友関係を、WEFは調査していた。ブレンデ氏は26日付の発表文で、慎重に検討した結果の決断だとし、「フォーラムが余計な混乱に惑わされることなく、重要な仕事の継続に集中するのに適切な時期だと思う」と述べた。ジュネーブに本部を置くWEFは世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の主催者。スイス東部ダボスで毎年開催される会議には、政財界の要人が集う。米司法省が先ごろ膨大なエプスタイン捜査資料を公表した後、ブレンデ氏の調査を立ち上げていた。WEF共同議長のアンドレ・ホフマン氏とラリー・フィンク氏は別の発表文で、ブレンデ氏とエプスタイン元被告のつながりを巡る独立した調査が終了したと明らかにした。