株式市場が2022年にさらに不安定化するのではないかと身構えている投資家は多い。金利やインフレ、新型コロナウイルス禍、地政学的な緊張、原油相場、サプライチェーン(供給網)の目詰まりといった要因が引き続き不確実性を高めているためだ。だがこれらの問題は、一部のセクターに特化した上場投資信託(ETF)には好機となりそうだと、金融専門家らは言う。モーニングスターのデータによると、2021年は株式ETFへの資金流入額が1000億ドル(約11兆5230億円)を超え、20年の700億ドルを上回った。株式ETF は現在494本あり、資産総額は8060億ドルに上る。2016年はそれぞれ370本、3460億ドルだった。
米ETF投資、今年最もホットな4分野
有力アナリストらが予想、高い利益を得られそうなセクターのトップは「映画・エンターテインメント」
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