スキーリゾート経営で米最大手のベイル・リゾーツは世界中でトップクラスのスキー場をいくつも経営しており、成長を続けている。だが、今シーズンは問題の嵐に見舞われている。このホリデーシーズン中、コロラド州やユタ州、カリフォルニア州にあるベイルの主要スキーリゾート地のリフトには長蛇の列ができていた。ソーシャルメディアではスキー客の怒りが飛び交った。他にも、営業時間が短縮されたり、一部休業したりするスキー場があった。新型コロナウイルスの流行で、北米のスキーリゾート地の多くがさらなる困難に直面している。十分な労働力の確保に苦労しているためだ。加えて、大幅な値引きに引きつけられ、急増したシーズンパス保有者の管理にも同社は手を焼いている。その一方で、従業員の賃上げを求める声が日増しに大きくなっている。
大混雑の米スキー場、人手不足で業界大手に試練
時短営業や休業、抗議の署名活動も
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