つとめ人として人口密度の高い都会で精神と肉体を摩耗するより、田舎でシンプルに生活するほうが文明を享受できる。
もちろん、優良な物件を探し出すのは困難だ。しかし、物件探しを本業にすれば、これほど楽しいことはない。
なにしろ、生活がかかっている。完全歩合制度で100％能力給の世界だ。
贅沢三昧よりも
「まあまあの生活」が大事
ワタクシの現在の仕事は、優良な不動産と中古車を探し出すことだ。むしろ不動産投資家というよりも、修理屋や解体屋に近いものがある。
いまあるものをそのまま再生しているので、究極のエコで地球に優しい。
ときどき、現場で激しく「労働力投入」を実施するが、自分が所有する資産なので、過酷な残業でも苦痛ではない。
残った時間は近所をブラブラしている。
文明が熟成した現代の日本では、中古物件が無数に売られている。その中から吟味して優良な物件を選んでいけば、驚くほどの低予算で、まあまあの生活ができる。
この「まあまあ」というのが重要で、あまりにも目標が高すぎると、借金も増える。
