【台北】中国当局が著名な人権活動家2人を拘束したことがわかった。北京冬季五輪の開幕を間近に控え、政府は異論を封じ込める姿勢をひそかに強めている。 楊茂東氏(55)は今月12日、国家転覆を謀った疑いで広東省広州市で拘束された。楊氏の家族によると、同氏の妻が米国でがんにより死亡した2日後のことだったという。 言論の自由を訴えてきた楊氏は「郭飛雄」のペンネームで執筆している。過去1年間は中国からの出国を禁じられていた。妻の最期をみとることは当局に許されなかったという。

【台北】中国当局が著名な人権活動家2人を拘束したことがわかった。北京冬季五輪の開幕を間近に控え、政府は異論を封じ込める姿勢をひそかに強めている。 楊茂東氏(55)は今月12日、国家転覆を謀った疑いで広東省広州市で拘束された。楊氏の家族によると、同氏の妻が米国でがんにより死亡した2日後のことだったという。 言論の自由を訴えてきた楊氏は「郭飛雄」のペンネームで執筆している。過去1年間は中国からの出国を禁じられていた。妻の最期をみとることは当局に許されなかったという。