ジョー・バイデン米大統領は19日、今年初となる公式記者会見を開き、任期1年目の成果として数百万人の国民が新型コロナウイルスワクチンを接種したことや雇用の増加を挙げた。一方で、コロナ対策の進ちょく状況を巡り国民が不満を抱えていることも認めた。足元では、バイデン氏が後押しする法案の審議が停滞し、コロナ感染者の急増が医療機関を圧迫。ウクライナ情勢を巡り緊張が高まるロシアとの間でも打開策を見いだせずにいる。バイデン氏は「さまざまな課題に直面した1年だったが、飛躍的な進展が見られた1年でもあった」とし、「だがこのような進展があっても、国内に多くの不満や疲労がたまっていることは承知している。その理由は分かる。新型コロナウイルスだ」と語った。
バイデン氏、コロナ対策で「仕事は終わっていない」
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