ジョー・バイデン米大統領が2022年の中間選挙について不当な結果となる可能性があると述べたことで、共和党や専門家からは批判の声が上がっている。民主党の選挙改革法案が否決される見通しとなっている中、バイデン氏は19日の記者会見で、22年の選挙が正当なものになると考えているかについて質問され、「正当なものになるとは言わない」と発言。「不当なものとなるという見通しは、改革案を可決できる状況でないことと直接関係している」と続けた。ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は20日、バイデン氏が「2022年の選挙の正当性に疑念を投げかけたわけではない。まったく逆の主張をしている。2020年にはパンデミック(世界的大流行)の中で記録的な数の有権者が投票しており、選挙当局者は、有権者が投票でき、その票がきちんと集計されるようにしていた」とツイッターに投稿。