米連邦公開市場委員会(FOMC)が26日発表した政策判断に関する声明は次の通り。経済活動と雇用に関する指標は引き続き力強さを増している。パンデミック(世界的大流行)で最も大きな打撃を受けたセクターは、ここ数カ月で改善したが、最近の新型コロナウイルス感染者数の急増の影響を受けている。ここ数カ月、雇用の増加は堅調で、失業率は大幅に低下している。パンデミックや経済活動の再開に関連した需給の不均衡は引き続き、高水準のインフレ率をもたらしている。経済および米国の家計・企業への信用の流れを支援する政策措置などを反映し、全体的な金融情勢は依然として緩和的だ。経済の道筋は引き続きウイルスを巡る状況に左右されている。ワクチン接種と供給制約の緩和が進めば、経済活動および雇用の拡大持続とインフレ抑制をサポートすると予想される。ウイルスの新たな変異株による影響を含め、景気見通しに対するリスクは残っている。