グーグルの成人期は見栄えがいいが、だからといって人生がはるかに楽になるわけではない。グーグルにとって2021年は当たり年となった。親会社のアルファベットが1日発表した2021年10-12月期(第4四半期)決算によると、広告収入は前年同期比33%増の612億ドルとアナリスト予想を4%上回った。従来の検索事業が好調だったことが主因だ。ユーチューブの広告収入は25%増となったものの、アナリスト予想をやや下回った。第4四半期決算の好調により、アルファベットの2021年通期の増収率は2007年以降で最高となり、営業利益率は2012年以来初めて30%を超えた。同社株は決算発表後の時間外取引で約9%高と急伸した。