得意不得意が違う人同士、役割分担をする
これからは、老若男女、年齢にかかわらず単身世帯が増え、家族以外の誰かの力を借りて生活する人は増えるはずです。
大事なのは、「お互いに気持ちよく、役割分担をする」という構え。
得意不得意が違う人と出会ったら、むしろ喜ぶべきです。
人間の体もそうでしょう。
脳、心臓、胃腸、血管、手、足、歯。
役割がみんな違って、組み合わさって、初めて一つの体を成す。
血管より心臓がえらい、なんてことはない。
どれもそれぞれに、生命に欠かせないものですよね。
人間の関係も、そのようなものではないでしょうか。
(本原稿は、中野善壽著 『孤独からはじめよう』から一部抜粋・改変したものです)