米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーにとって、もうストリーム(潮流、動画配信)が巨大な船を浮揚させる必要がないのは良い兆しだ。そのストリーム(具体的には動画ストリーミングサービスの「ディズニープラス」)は、新型コロナウイルス禍の深刻な時期には、同社を支える数少ない明るい材料の一つだった。その後、ディズニープラスは何度か減速バンプに遭遇した。2021年7-9月期(第4四半期)には、テーマパークなど他の主要部門がコロナ禍の穴からまだ抜け出せていない中で、同サービスの新規契約者数が期待外れに終わった。ディズニーの株価は、昨年11月初めの7-9月期決算発表から、9日の最新決算発表までの間に16%近く落ち込んだ。
米ディズニー、コロナ前回復の原動力「パーク」
動画配信以上にテーマパークが好調
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