米紙ワシントン・ポストは健康や気候変動、テクノロジーといった分野の記事を大幅に拡充する方針を明らかにした。若年層を引き付け、電子版の読者を拡大する戦略の一環となる。  編集主幹のサリー・バズビー氏はスタッフ向けの10日のメモで、ニュース編集部の人員配置で70人余りの枠を年内に追加する計画を示した。  ワシントン・ポストの購読者数は、政治への関心の高まりを背景に2020年に急増したが、同年秋の大統領選挙後に激減した。