中国が若い女性の妊娠中絶を減らそうとする取り組みを強化している。国家主導の家族計画の一環として長年用いてきた政策を転換させる意図がうかがえる。  政府が支援する中国家族計画協会は最近、青少年や未婚女性の計画外妊娠や中絶を減らすための「介入キャンペーン」をウェブサイトで公表した。この計画の狙いは「リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)の向上」だという。文書は1月28日付けで、中国の複数のメディアはここ数日この計画を取り上げている。  中国では出生率が急速に低下している。