金の延べ棒と同じように、いまや目がハート型の絵文字にも投資できる。  デジタル資産NFT(非代替性トークン)がアートやスポーツ、音楽の世界に普及する中、一部の投資家は、絵文字の自由な配列(例えば、サーファー・ヤシの木・親指を立てるしぐさの組み合わせ)の価値に賭けている――デジタル資産として。  新しいモノ好きの人々は、絵文字でできたこの識別子「Yat(ヤット)」をURLとして用いる。所有者のソーシャルメディアのバイオ(プロフィル欄)に、この絵文字列のリンクを貼ることもでき、Yatを手掛ける会社によると、近い将来、電子決済をより円滑にするのに役立つという。