ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが2月28日発表した2021年11月-22年1月期(第4四半期)決算は、売上高が堅調に推移し、利益も予想を上回った。純利益は4億9050万ドル(前年同期は2億6040万ドル)、1株利益は1.60ドル(同0.87ドル)。調整後1株利益は1.29ドル。ファクトセットがまとめたアナリスト予想は1.07ドルだった。売上高は10億7000万ドル(同8億8250万ドル)に増え、アナリスト予想の10億5000万ドルを上回った。直近12カ月間の売り上げが10万ドル以上の顧客の数は2725となった。また、従業員数が10人以上の顧客の数は約50万9800と、前年同期比でおよそ9%増加した。