米国防総省の高官は3日、米国とロシアが直接連絡を取るためのホットラインを開設したと明らかにした。ロシアによるウクライナ侵攻に対応するため米国が欧州東部へ軍を移動させる中、両軍に誤解が生じることを避けるための措置。同高官は「米国は不測の事態や緊急の際に重要な安全保障問題についてロシアと協議するための手段を幾つも保持している」と指摘。誤解や軍事的な事故を避けるため、国防総省は1日にロシアの国防省との間にホットラインを設けたと述べた。国防総省は今週に入り、このようなホットラインを設ける方針だったが、当初はロシアが要請に反応を示さなかったとしていた。原文はこちら