ひろゆきが呆れる「頭の悪い人はプライドが捨てられない」そのワケとは?ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の代表作『1%の努力』では、「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語っている。この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

プライドがある人は
おかしな行動をとる

 僕がよく質問を受ける中で、どうしても理解できないものがいくつかあります。

 それは大体、「なぜそれにこだわるんだろう?」と思えるようなことです。

 人の悩みは、「プライドが捨てられないこと」の1つに尽きるのかもしれません。

「過去を捨てられない」
「バカにされたくない」
「人を見返したい」

 そういう思いが根底にあると、どうしても論理的におかしい行動をとるようになります。

 どんどん生きにくい方向になっていくでしょう。

 それに対する質問への答えは、「プライドを捨ててください」と言うしかありません。

 誰もが、過去の栄光や現在の見栄が絡むことで悩みます。理想と現実のギャップに悩んでいます。

 ただ、現実は簡単に変えられません。だったら、理想のほう、つまり「プライド」を捨ててしまうといいという結論にどうしてもなってしまいます。

「こうあるべきだ」を捨てる

 仕事でもプライベートでも、生き生きと長く活躍するためには、プライドは邪魔です。

 もちろん過去の実績があったほうが、いろいろなことはスムーズになると思います。過去は前向きにとらえるべきです。

 でも、それが足枷になって今が苦しいのなら、手放したほうがいいでしょうね。

 そのためには、「こうあるべきだ」「あの人みたいにならないといけない」というような発想も捨てましょう。

 もっとラクに、今のままで生きるにはどうすればいいのかを考えたほうが得策です。

「成功論」にとらわれない

 仕事や勉強で競争に追われているときは、僕のアドバイスはあまり響きません。それは、勝手にどんどん頑張ればいいからです。

 しかし、一部の人は体や心を壊してしまったり、疲れ切ったりしてしまいます。そういう人が僕のYouTubeなどに集まって質問を投げたりします。

 そんな人に対しては「高いプライドは捨てて、今の自分で生きてください」と言うしかない。どうせ凡人なんだから、凡人のままでダラダラ生きるしかありません。

 でも、まわりには「成功した話」や「成り上がった話」でいっぱいです。

 仮想通貨で儲けている話や、ギャンブルで一山を当てたような話、株で儲けた話……。

 それを聞くとつい、「羨ましいな……」と思ってしまうでしょう。

 しかし、凡人が今のままで楽しく暮らすことだって、他人から見たら「いいな……」と思われることなんですよね。

 だったら、宝くじで3億円を当てるよりよっぽど簡単だと思わないですかね?

 ヘタにまわりの成功論にとらわれないで、「これは捨てよう!」と、潔く諦めるほうが楽しく生きられる世の中ですよ。早くそのことに気づきましょう。

ひろゆき
本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。著書に、44万部を突破したベストセラー『1%の努力』(ダイヤモンド社)がある。