ロシア政府が米国などの外国企業の資産没収を検討していると報じられる中、ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は10日、そのような判断があればロシア経済がさらに追い込まれるとの見通しを示した。サキ氏は「ロシアでの事業停止やロシア市場からの撤退を計画している米国および各国の企業に対し、ロシア政府が資産没収を検討している可能性があるとの報道は確認している」とツイート。「ロシア政府が違法な判断を下してこれら企業の資産を没収すれば、ロシア経済にさらなる痛みをもたらす結果となる」と続けた。また「ロシアは投資やビジネスをする場として安全ではないというメッセージを、世界のビジネスコミュニティーにいっそう明確に示すことになる」とも投稿した。