ウクライナでの戦争を取材していた米国人ジャーナリストが発砲を受け、紛争の最前線近くで死亡した。地元警察当局や外国報道機関が明らかにした。ホワイトハウスは今回の件を強く非難している。死亡したのは米アーカンソー州出身のブレント・ルノーさん(50)。現地警察の当局者はルノーさんの遺体の写真に加え、パスポートや米紙ニューヨーク・タイムズのプレスバッジなどをフェイスブックに投稿している。ニューヨーク・タイムズの広報担当者は、ルノーさんが同紙の業務でウクライナ入りしていたわけではないと述べた。また当局者は、銃撃がロシア軍によるものだと述べ、他の2人の特派員も負傷しており、キエフの病院で治療を受けているとしている。