ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は1日、インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外相と会談した。ラブロフ氏はウクライナ侵攻を巡るインドの姿勢を評価し、貿易面で協力する方針を示した。ニューデリーでの会談後、ラブロフ氏は「インドが購入を希望するものは何であれ供給する用意がある」と述べた。ウクライナでの戦争を巡り、インドはロシアと米国・同盟国との対立の板挟みになっている。インドは防衛面でロシアと長年の関係を築いており、西側民主主義諸国からの批判が強まる中でも傍観する姿勢を維持してきた。インドはロシアのウクライナ侵攻を公に非難することを控えており、主要国の中で少数派となっている。ウクライナ関連の国連決議では棄権を繰り返した。
ロシア「インドが購入希望なら何でも供給」 貿易で協力へ
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