ほぼ誰もが確信しているように、米連邦準備制度理事会(FRB)が今年、インフレ抑制に向けて積極的な利上げを実施するなら、債券投資家の中には痛い目に遭う人も出てくるだろう。だが、どれだけの痛みを伴うかは、保有する中身に左右される。そして、いくつかの簡単かつ理にかなったステップを踏めば、あなたも身を守ることができる。債券投資家の大半はここ数十年ほど、大幅な利上げには対処せずに済んだ。また一世代にわたる強気相場が慢心を招いた。今年1-3月期の運用成績報告書は非常に厳しいものになるだろう。債券市場は3月31日までに5.9%値下がり(収入の再投資含む)しており、四半期としては1980年7-9月期以来の大幅なマイナスとなった。