バイデン米政権はウクライナ向けの追加軍事支援として、最大1億ドル(約124億円)相当の武器供与を承認した。必要とされている対戦車システムの供給に応じるという。  国務省が5日に発表した内容によれば、国防総省の保有する兵器や軍用品がウクライナ側に提供されるのは、2021年8月以降6回目。ジョー・バイデン大統領の就任以降、これまで米国がウクライナに提供した軍事支援は24億ドル以上にのぼるという。また2月のロシアによるウクライナ侵攻以降、その額は17億ドル以上に達していると国務省は明らかにした。