新社会人が同期に差をつけ「頭一つ抜け出す」ための、意外と簡単な方法写真はイメージです Photo:PIXTA

入社1週間で
一目置かれる人は明らかに

【お悩み相談】
 4月に入社した新社会人です。仕事ができる人から希望の部署に行けたり、大きな仕事を任せてもらえたりすると聞いています。同期は100人くらいいるので、早く注目される存在になりたいです。とはいえ、大学で運動部系でもなかったし、根性が必要な努力はできそうもありません。そういう人でも可能な、同期と差をつける方法はないでしょうか?(20代、男性)

【菊原アンサー】
 就職おめでとうございます。同期が100人くらいいる中で、差をつける方法は何か、というご相談ですね。

 特別なコネがある人は別として、入社初日に同期との差はありません。しかし、入社1週間もすれば、周りから一目置かれる人とそうでない人の差は、明らかになってくるものです。

「同期の中で抜きんでたい」と思う相談者さん、志を高く持つのは良いことですね。今回は、周りと差をつけ頭一つ抜け出すための、「難しい方法」と「簡単な方法」について解説します。

 まずは難しい方法からです。根性がある人はぜひ挑戦してみてください。

 それは、みんながやりたがらない仕事を率先してやることです。誰もが避ける仕事に対して、「私がやります!」と手を挙げるのです。

 これは会社という組織において、非常に有効です。先輩や上司から、「おっ、この新人はやるな」と一目置かれること間違いなしです。

「う~ん、そうかもしれないけど、自分には無理だな…」と思ったあなた。まあ、それが普通です。これを実行できる人は多くありません。まして、この方法を「継続」できる人は、ほんの一握りしかいません。

 では本題の、「簡単な方法」を、実行しやすい3レベルに分けて紹介します。簡単かつ効果的な方法ですが、社会人になって年月がたつと忘れてしまう「意外な盲点」でもあるので、異動や転職で新しい職場になった人も使える方法です。