【ワシントン】米議会上院は7日、ジョー・バイデン大統領が連邦最高裁判事に指名したケタンジ・ブラウン・ジャクソン氏(51)の就任を賛成53、反対47の賛成多数で承認した。  ジャクソン氏は黒人女性初の最高裁判事となる。リベラル派のスティーブン・ブライヤー判事の今夏の引退を受けて就任する。  上院で50議席を占める民主党は全員が、共和党からはミット・ロムニー(ユタ州)、スーザン・コリンズ(メーン州)、リサ・マカウスキー(アラスカ州)の3議員が賛成票を投じた。  ジャクソン氏の就任後も、保守派6人、リベラル派3人という最高裁の構成は変わらない。 。