飛び出してきたカードは、小アルカナの「カップの7」(正位置)。
スプレッド全体として、小アルカナが多いという印象です。
22枚の大アルカナと違って、小アルカナは56枚もあり、意味も細かく分かれているので、うまく解釈できるでしょうか?
この本によると、大アルカナは「人生の大きな変化とかなり重要な感情の変化」「運命の働き」「個人個人の深いところにある自分自身、精神、もともとの存在意義の状況や内なる状態」を表します。
小アルカナは「日常生活でよくある感情や日常的な出来事、葛藤、態度、信念、典型的な行動など、日々起こるあらゆるもの」を表します。また、時に「出会った人の特徴や私たちが直面している、あるいはこれから直面しようとしている状況や感情」を示すこともあるそうです。
小アルカナが多いということは、日常の出来事で何か感情的なことが起こるのでしょうか? また、逆位置のカードも2枚出ているので、どう解釈すればいいのか判断が難しそうですが、それは夜の答え合わせを待とうと思います。
ちなみに「逆位置」とは、タロットをめくった時にカードが上下逆さまの向きで現れることを言います。逆位置にはさまざまな意味があり、解釈が難しい場合もあります。ただし、すべてがネガティブな意味になるというわけではなく、カード本来の意味は同じで、カードの意味の受け取り方が状況によって変わるのだそう。逆位置であることにとらわれすぎず、スプレッド全体の文脈で解釈することが重要とのことです。
逆位置のカードを加味せず、すべて正位置ととらえて解釈するタロットリーダーもいるようですが、この本の著者であるアンソニー・ルイスは、「たとえ意味がわかりにくいとしても、逆位置で出るカードには何らかの意味があるに違いない」と書いています。
今回は、朝引いたカードを頭の隅に置きながら、一日を過ごしてみました。
この日はとにかく天気が良く、カラッと晴れて初夏を思わせる陽気でした。
洗濯物を干すのも気分良く、良い一日のスタートが切れたような気がします。特に大きな出来事と言えるほどのことはなかったのですが、仕事で初めてする役割を引き受けることになったこと、空き時間で服を買いに街に出かけたことが主な出来事でしょうか。
そして夜、今朝引いたカードを振り返ってみました。