米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)によるツイッター買収提案は、ツイッター外部のみならず、内部の重要人物からも予想外の反応を引き出している。それはツイッターの共同創業者、ジャック・ドーシー氏だ。11月に同社の最高経営責任者(CEO)を退いた後も取締役にとどまっているドーシー氏はここ数日、取締役会を遠回しに批判し、自身が会長だった10年以上前に導入されたツイッターのコア機能への批判を支持しているように見受けられる。ドーシー氏は自身のコメントについて詳しく語ることを避けており、時にはマスク氏と同調してツイッターに対抗しているように見えることもある。型破りな買収合戦とはいえ、それでもツイッターにとっては異例の苦境だ。