フェイスブックを傘下に抱えるメタ・プラットフォームズが27日発表した1-3月期(第1四半期)決算は7%の増収となり、2012年の上場以来、最も低い伸びにとどまった。売上高は279億1000万ドルで、ファクトセットがまとめた市場予想の282億8000万ドルを下回った。フェイスブックの広告事業は、アップルが昨年導入したターゲティング(追跡型)広告を制限するプライバシー措置によって打撃を受けている。利益は95億ドルから74億7000万ドルに減り、2四半期連続の減益となった。1株当たりの利益は2.72ドル、市場予想は2.56ドルだった。1-3月期のデーリーアクティブユーザー数(DAU)は平均19億6000万人。前年同期比4%増となり、市場予想も上回った。昨年10-12月期にはDAUが200万人減と、ユーザー数で初のマイナスとなっていた。
メタ・プラットフォームズ1-3月期、上場来最低の増収率
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