【ワシントン】ジョー・バイデン米大統領は28日、議会に対しウクライナへの武器供与や経済・人道支援に充てる330億ドル(約4兆3200億円)の追加予算の承認を求めた。ウクライナとロシアの戦闘は3カ月目に突入しており、より長期的な支援を視野に入れる。  今回の予算は9月末までの支援を手当てするもので、与野党から幅広い支持を得ている。  バイデン氏はホワイトハウスで演説し、「ウクライナの人々が自国を守るのを支援するか、それともロシアがウクライナで残虐行為と侵略を続けるのを傍観するかだ」とした上で、これは「自由のための戦いだ」と述べた。