米著名実業家イーロン・マスク氏は、自身の買収案を受け入れたツイッターの幹部を痛烈に批判するツイートを連発している。27日には、ツイッターが政治的な偏向(バイアス)を抱えているとの疑いを巡り、法務トップの対応をばかにするツイートを投稿した。8000万人超のフォロワーを抱えるマスク氏が批判の矛先を向けたのは、ツイッターで長年、法務・指針・安全対策の責任者を務めているビジャヤ・ガッデ氏だ。マスク氏は買収合意の一環として、ツイッターや社員の評判を落とすようなことはしない取り決めとなっているが、それにもかかわらず批判をエスカレートさせた。マスク氏は27日、ツイッターが政治的に左派に傾いているとの主張とともに、ガッデ氏の画像をツイートした。そのツイートはマスク氏のフォロワーらによって2万回以上もリツイートされた。中には「解雇されるべき」「インドに帰れ」といったガッデ氏に対する人種差別的、かつ性差別的な言葉を向けているものもあった。
マスク流ツイッター改革? 幹部批判に社内動揺
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