米ツイッターが28日発表した1-3月期(第1四半期)決算は16%の増収だった。ユーザー数の増加が寄与した。ツイッターを1日に1回以上利用するDAU(デーリーアクティブユーザー数)は前四半期の2億1700万人から2億2900万人に増加した。調査会社ファクトセットがまとめたアナリスト予想は約2億2600万人だった。売上高は前年同期の10億4000万ドルから12億ドルに増加した。ファクトセットによると、アナリスト予想は12億3000万ドルだった。ツイッターは著名実業家イーロン・マスク氏に約440億ドル(約5兆7000億円)で買収されることで合意したため、決算に関する電話説明会を実施しない。マスク氏から買収提案を受ける前は3つの主要目標(2023年末までに年間売上高の75億ドル突破、DAU3億1500万人、新技術を生み出すペースを倍増させる)の達成を目指していたが、買収が決まったことで目標が変わる可能性もある。