自動車の後部にあることが当たり前だったトランク。しかし電気自動車(EV)が普及し、車体の前部に収納スペースが設置されるようになった。  フロントにあるトランクは「フランク」と呼ばれている。EVにはエンジンの代わりに電池パックが搭載されているが、設置場所は多くの場合、車体の床面だ。そのため、エンジンが陣取っていたスペースが他の用途に使えるようになった。  特殊車両には以前からボンネット下に収納スペースがあったが、自動車メーカーが大騒ぎするようなものではなかった。