「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。新刊『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!

【集計結果】副業が軌道に乗るまでの平均日数は?Photo: Adobe Stock

独立を意識する年齢の5年前から始める

 副業が軌道に乗るまでに通常、どれくらいの年月がかかるのか。

 これは、その副業に対して、あなたがどれだけ情熱を注ぎ込んで、どれだけ時間をかけられるかによって短くもなれば長くもなります。副業の種類によってもピンキリでしょう。ただ、私の経験と私たちの仲間の事例を見る限り、副業が軌道に乗るまでに最低でも1年はかかると思います。長い人では5年かかっていました。平均すると3年くらいのイメージです。

 もう少し余裕をもたせると、先ほどの55歳で独立するモデルケースでは、50歳頃までには副業ごっこを始める必要がある。助走期間は長いほうが安全なので、できるだけ早く始められることをお勧めします。

「私は独立までは考えていない」、という人も同じです。勤め先にずっと席を置いたまま辞めないで、副業し続けるという選択肢もアリだと、私は思っています。職場との関係が良好で、やり甲斐ある仕事ができるのであれば、そのほうがベターかもしれません。そうであればなおのこと、早めに本業との相乗効果を高めましょう。

*本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』から一部抜粋し、再編集したものです。