「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

クローゼット 服 選ぶPhoto: Adobe Stock

どんなに高価なものも、
使っていなければゴミと同じです

「モノを捨てたほうがいいことはわかっているけれど、『いつか使うかもしれない』と思うと捨てられない」という声をよく聞きます。

よく言われることですが、「いつか使うかも」の「いつか」は、ほぼ100%やってきません。「使うかもしれない」と思うなら、今すぐ使いましょう。今、具体的な使い道が思いつかないなら、それは今のあなたには必要ないものだと考えてください。

「まだ使えるからもったいない」というのも、よく聞く言葉ですが、運という観点から見れば、持っていることで運を下げるようなものをいつまでも手元に置いておくことこそ「もったいない」といえます。

ハイブランドのバッグや服、ジュエリーなど、どんなに高価なものであっても、使っていないものは「活用されていない=死んでいる」もの、つまりゴミと同じ。それをため込んでいるということは、ゴミ屋敷に住んでいるのと同じことです。「高価なものなので捨てたくないが、身につけるのはちょっと……」という場合は、自分好みの形にリフォームすればいいのです。その手間や費用が惜しいと感じるなら潔く処分を。「捨てる」ことに抵抗があるなら、ブランド品の買い取りショップに引き取ってもらう、フリマアプリで売るなど、ほかの人に活用してもらう方法を考えましょう。

なお、布製品(服、タオル、カーテン、テーブルクロスなど)に関しては、寿命が短いので、使っている、いないにかかわらず、定期的に買い替えることをおすすめします。「まだしっかりしているし、使えるから大丈夫」と思うかもしれませんが、寿命が過ぎたものを使い続けていても、そこから運をもらうことはできません。タオルやシーツなど、毎日使うものは1年くらい、カーテンや服は3年ほどを目安に買い替えるようにしましょう。布張りのソファも10年はもちません。買い替えをせずに使い続けるなら、5年に一度くらいは張り地を新調しましょう。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)

【人気No.1風水師の教え】<br />モノがもつ「運の寿命」を知っていますか?

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。