「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

トイレPhoto: Adobe Stock

トイレのもつ運気と
インテリアのポイント

トイレは、家の中で唯一、常に水がたまっている場所です。そのうえ排出される水のある場所なので、「水」の気が「陰」に傾きやすく、それを防ぐための工夫が必要になってきます。

ポイントは温度と明るさ。トイレが暗かったり寒かったりすると、「陰」の気が生じ、水毒が増殖しやすくなります。トイレが冷えやすい場合は、パネルヒーターなどを置き、一定の温度を保って。寒色系のファブリック類を使うのも避けましょう。

また、水毒は低いところにたまるので、床は常に清浄にしておきましょう。トイレマットもこまめに洗濯を。

なお、トイレは排泄する空間なので、ほかの空間と区別するために必ず専用のスリッパを用意してください。狭くてスリッパが置けない場合は、床掃除を徹底して。

ここだけは押さえたい!
開運ポイント

1
床は毎日ふき掃除をし、
常に清浄に

2
寒々しくならないよう、
温度調整、
色使いに気を配る

3
便器のふたは必ず閉め、
消臭を徹底する

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)

入ってきた運が流れ出る<br />残念なトイレの特徴とは?

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。