店内飲食型の外食チェーンは、客足が遠のくのを避けつつ、メニュー価格を引き上げる方法を模索している。インフレ高進と消費者心理悪化の間でバランスを図ることを目指すと業界幹部らは話す。  「オリーブ・ガーデン」などを運営する米外食チェーン大手ダーデン・レストランツは、値上げペースを食品価格全体の上昇率よりも抑えることで、今年も引き続き客の来店を促したいと話す。レッド・ロビン・グルメバーガーは今週、景気後退入りする可能性を視野に、お得なメニューを追加する準備を進めていると述べた。BJ’sレストランツは、インフレ対策として昼食のスペシャルメニューを充実させると幹部が語った。