海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「沖縄〈とっておきビーチ〉」7連発」です。沖縄では3~4月頃に海開きが行われ、10月頃までが海水浴のハイシーズンとなります!取材やプライベートで訪れたことがあるお気に入りのビーチを、もりっと紹介しちゃいます。沖縄本島から慶良間、八重山、宮古の離島まで。あまり知られていない情報も、こっそりと教えます。(文/写真『地球の歩き方 J04 沖縄』編集担当 グルーポ・ピコ 田中健作 写真/PIXTA)
干潮時に熱帯魚プールが出現!
【備瀬崎(沖縄本島)】
沖縄本島北部、人気の沖縄美ら海水族館にも近い場所にあるのが備瀬崎。風情たっぷりの備瀬のフクギ並木を抜けた先に岩礁に囲まれた海が広がっています。ここには干潮時に行くのがおすすめ。潮が引くと周囲の岩が姿を現して、天然のプールのようになります。水中には宝石みたいなルリスズメダイなどの小魚がたくさん泳いでいて、上からでもその姿が確認できます。流れもほとんどないので、子供連れにもおすすめできます。また駐車場の脇から小路を通ると、サンゴに囲まれた浅瀬に出ます。沖縄の言葉でイノー(海畑)と呼ばれる砂地の浅瀬では、ナマコやヒトデなどの生物を見ることができますよ。私が行ったときは、アバサー(ハリセンボン)まで見かけました。