防波堤にビーチと町並みを一緒に撮影できるスポットがあるフランスのサブレット・ビーチ。防波堤にビーチと町並みを一緒に撮影できるスポットがある。気になるビーチが3つ以上ある人は、ぜひ本書をチェック!

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「世界の魅力的なビーチ・湖」です。新刊『世界の魅力的なビーチと湖』は、世界中の息をのむほど美しいビーチや島、レイクサイドリゾートを雑学ともに紹介しています。その数、なんと256カ所!地球の歩き方ならではのセレクトで、マニアックかつ知られざる秘境ビーチを数多く収録。こちらの記事では、本書で掲載しているビーチを抜粋してご紹介します。(写真/iStock、Shutterstock、Pixta)

色彩あふれる旧市街が映える、
サブレット・ビーチ(フランス)

 イタリアとの国境に位置する、南フランスの町、マントン。旧市街にはパステルカラーの建物が並び、17世紀に建てられたサン・ミシェル・バジリカ聖堂は、コート・ダジュール地方で最も美しいバロック建築のひとつといわれています。旧市街を海とともに望めるのがサブレット・ビーチ。ジャン・コクトーが愛した町で、通称「要塞美術館」と、収集家によるジャン・コクトー美術館があるほか、市庁舎の「結婚の間」ではコクトーが描いた壁画も。レモンの栽培が盛んで、毎年2月にはレモン祭が開催されることでも知られています。