米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイのクラスA株は昨年、出来高が突然に急増し投資家を困惑させた。最近、この株式市場の謎を解いたと主張する3人の学者が現れた。20日に公開された最新の研究によれば、出来高の急増は、オンライン証券会社ロビンフッド・マーケッツが端株取引を報告する際の方法を変更したことで生じた錯覚だった。この研究は、他の多くの株式でも、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の最中に出来高データが誇張されていたことを示唆している。論文の著者たちは、米金融取引業規制機構(FINRA)が証券会社に対して作成した「誤った」規則が原因だとしている。
バークシャー株出来高急増の謎、背後に端株取引
FINRAの報告規則が大きなゆがみを作り出したとの最新研究
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